供養

供養の由来は仏陀の在世時から、在家の信徒が僧侶に対して尊敬、崇拝の念を衣服や食物を捧げることから始まったと言われています。

これが僧侶にとどまらず、崇拝すべき存在全てに対して水やお香、花、灯明なども供えられるようになり、その形式が日本に伝わり、死者に対しての供養として行われるようになりました。

一般的に行われるのは通夜や葬儀、年回忌などの供養です。

この際の供養は亡き人を偲び、生前に好んでいた花や食べ物などをお供物として捧げ、僧侶がお経を上げることにより、その御霊を慰め成仏を願うことを目的に行われます。

通常、一周忌から三十三回忌までを年回忌として行います。

また、家庭の中で仏壇に水やお茶、花、果物やお菓子などをお供えして、毎朝、手を合わせることも供養の一つと言えるでしょう。

占いに於いての供養とは、一般的な供養の意味も含みますが、そこにプラスして、災いを起こす原因となっている死者の霊魂を供養することで、その御霊を昇華させ、成仏へと導き、災いをやめさせることが主な目的として行われます。

この際には、通常のお供物やお経などではなく、浄化能力を持つ霊感師、霊媒師が自身の生命や魂をかけて命がけで行われるといわれており、誰しもができるような簡単なことではありません。

未浄化霊の悲しみや苦しみ、無念の想いなどを聞き取り、充分に理解した上で、どうか速やかにあの世へと昇って下さいますようにと全身全霊で念じる儀式です。

このような供養を依頼する相談者は自身や家族に災いごとがあったり、家の中伝で物音がするなどの怪奇現象が起こっている場合が多いといえるでしょう。

相談結果については、未浄化霊を供養することはもちろんですが、相談者やその家族が日頃から、仏壇に手を合わせる習慣がなかったり、お墓参りや神社仏閣への参拝をしないなどといったことから、災いが起きるといったケースも少なくありません。

最近では仏壇が家にないお宅も多く、子供さんなどは特に、大いなる者、崇拝すべき者に対して頭を垂れるという、人としての基本が失われつつあることも事実であり、供養というもの大切さを今一度、振り返ることも大事なことだといえるでしょう。

また、手を合わせる際に大切なのはお願いごとではなく、感謝の意を表すということであることを忘れないようにしたいものです。

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